栃木県がロケ地に選ばれる理由。

栃木県2019年11月27日 13時00分
2019年11月27日

ウケる、栃木県。推進事務局

いま、栃木県の意外なスポットが注目を集め、映画やドラマのロケ地に選ばれています。その理由を探ります。映画、テレビドラマ、プロモーション映像などの監督、映像作家たちから、撮影のロケ地として、栃木県が選ばれるケースが
増えていますが、その理由は何でしょうか。

一般に、ロケ地の選定基準とは、次の5点だと言われています。
 ➊欲しい映像シーンが撮れる場所
 ❷地元の撮影許可の取得など、施設、自治体、警察などが協力的なこと
 ❸ストーリーに観客や視聴者が見入ってもらうためには、一見どこかわからないほうがいい。
 (撮影協力場所のクレジットはエンドロールで表示されます)
 ❹インフラが整っている(撮影クルーの宿泊場所、エキストラの手配、ロケ弁当の出前など)
 ❺東京など撮影クルー、出演者の出発地から近いこと。(交通費などの経費、所要時間は制作費用に
  関わる)

 栃木県は、まず、東京から近く、地元自治体のフィルムコミッションがロケ隊の誘致に熱心で、
 協力的なこともあり、5つの選定基準にかなっていることが考えられます。


【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201911263989-O3-eL9e8b6o
足利市に今年作られた、「渋谷スクランブル交差点」のセット


・5年間で累計250作品以上を誘致している、足利市
県南部の足利市は、「映像のまちあしかが」を掲げて、ロケ隊の誘致に力を入れています。
今年は、映画撮影のために、「渋谷スクランブル交差点」のセットが作られました。(写真)
足利市の撮影累計ロケ回数は、映像のまち推進課を設立して6年目となる今年度300作
品を超えました。足利市は、東京からの距離が近いことがメリットとして挙げられますが、
先の5つの条件を満たしていると言えます。

廃校となった「旧足利西高校」は、昭和の面影を残す校舎や敷地全体を使えるとあって、
映像制作者の間では有名となり、アイドルの青春映画や、有名歌手のミュージックビデオ
などの撮影に頻繁に使われています。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201911263989-O4-QZXx9bp9
旧足利西高校

学校をまるごと借りられることで撮影需要が多い、学園モノの聖地、旧足利西高校(足利市)
アクセス)北関東自動車道太田桐生インターチェンジから足利市方面に北上し約10分


・大谷資料館(宇都宮市)
大谷石の採石場跡の巨大な地下空間は、他に類を見ない幻想的なシーンの撮影を可能に
します。普段は、観光スポットとしての人気が近年高まり、訪れる人も増えていますが、
営業時間外はもちろん、予約状況により営業時間中の撮影も可能となっています。
http://www.oya909.co.jp/
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201911263989-O5-suzt6q6a
大谷資料館

観光スポットとして人気上昇。まるで、巨大な地下の大神殿。
アクセス) 東北道鹿沼ICより、約13km約20分、JR宇都宮駅よりバス約30分

・過去の撮影実績例       映画「るろうに剣心~京都大火編~」
                連続ドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」


・若竹の杜・若山農場(宇都宮市) 
東京ドーム4個分の広さを誇る竹林では、植栽用の竹の栽培を行っているほか、毎年、
4月から6月には筍狩りができ、年間を通して竹林体験イベントも行っている観光農園
ですが、近年、首都圏では珍しい広大な竹林の光景にロケ隊から注目が集まっています。
https://j-wakayamafarm.amebaownd.com/
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201911263989-O6-jo06xkef
若山農場

たけのこを生産する広大な竹林農園が、時代劇や日本の風景の撮影に。関東で、「竹林ロケ」と言えばここ。
アクセス)東北道宇都宮ICから、約3.5㎞、約5分。JR宇都宮駅からタクシー約25分。
・過去の撮影実績例    映画「キングダム」
             映画「るろうに剣心~伝説の最期編~」


・岩船山中腹採石場跡(栃木市)
かつての採石場跡地。 荒々しく削り取られ切り立った岩肌を背に舗装されていない地面が広がり、時代劇もののセットや爆破シーン、アクションシーン等の撮影に適しています。また、周囲に建造物がないため、あらゆる時代背景・大掛かりなセットを組むことも可能です。
https://www.tochigi-film.jp/navi/result.php?lid=284
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201911263989-O7-H880W094
岩船山

岩山をバックにした戦隊もの、歴史ドラマなどの撮影に、需要が高い場所です。
アクセス)東北車道 佐野・藤岡ICから車で15分、 JR両毛線岩舟駅から徒歩10分

 ・過去の撮影実績例      映画「暗殺教室~卒業編~」
                連続ドラマ「コンフィデンスマンJP」



・非日常的な異空間が多い、栃木県。

「大谷資料館」「若山農場」「岩船山」の3カ所の人気ロケ地に共通する特色は、「自然が豊かなだけではなく、自然の中で人間の営みでつくりだした採石場という産業遺産などを利用して、非日常的で異色な光景が撮影できる空間」だと言えます。栃木県には、こうした「非日常的な異空間が多い」と言えます。

こうした、ロケ地探しに、ひと役買っているのは、栃木県フィルムコミッション。プロの映像
制作者の方に、ロケ地を紹介して便宜を図る窓口ですが、栃木県の自然・施設・街並・史跡
など豊かな映像資源が検索できる「ロケナビ」では、現在、県内683件もの「ロケ地」が
検索できます。

・栃木県フィルムコミッション「ロケナビ」
https://www.tochigi-film.jp/navi/index.php

プロの方でなくても、映画、テレビドラマ、ミュージックビデオのシーンを体験したい方には、
ちょっとマニアックなインスタ映えスポットを訪れる、格好の「おでかけ情報検索ツール」としても
活用できるのではないでしょうか。
(なお、栃木県フィルムコミッションでは、タレントファンの方への撮影予定地、日程等はお問い合わせいただいても守秘義務があり、お答えできません。また、一般観光客、カメラ愛好家の方への個人的な撮影地のあっせん、紹介は行っていません。)


《イベント情報》
 映画に浸る一日。2019年11月30日(土)、「なすしおばら映画祭2019」 開催迫る!
 
 日時       2019年11月30日(土) 10時〜19時
 会場       フォーラム那須塩原(栃木県那須塩原市豊浦12-1)
 ゲスト      行定勲、安居剣一郎、日向朝子、石川竜之介、水口紋蔵、相馬寿樹、志尾睦子、
          森谷雄、丸山靖博、内田英治 (映画監督、順不同、敬称略)
 チケット     1プログラム 1000円、 1日券(全4プログラム) 3000円 (消費税込)
 問い合わせ    ART369プロジェクト実行委員会事務局(那須塩原市シティプロモーション課)
          TEL. 0287-62-7128

            ・参加作品はこちらから
           https://2019filmfes.art369.jp/index.html
 
           那須塩原市で撮影された映画も上映されます。




ロケ地への観光、イベントについての詳細・お問い合わせは、
それぞれのサイトHPにある問い合わせ先へ直接、お願いいたします。

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