浅間山の噴火警戒レベルを1へ引下げ
報道発表日
令和元年11月6日
概要
浅間山では、火口から500mを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
本文
浅間山では、8月26日以降、噴火は発生しておらず、噴煙量及び火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、概ね少ない状態で経過しています。火山性地震は10月上旬から少ない状態で経過しています。深部からのマグマ上昇を示す地殻変動は観測されていません。
浅間山の火山活動は低下しており、火口から500mを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられることから、本日(6日)14時00分に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
今後も、火口から500mの範囲に影響を及ぼす程度のごく小規模な噴火の可能性がありますので、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。突発的な火山灰噴出や火山ガス等に注意してください。
浅間山噴火予報・噴火警報(レベル2→1)